先日、仕事で諏訪方面に行った際に、前々から気になっていた「富士見 森のオフィス」まで足を延ばして見に行ってきました。かつて大学の研修施設として利用されていた建物を改修して、テレワークやコワーキングスペースの拠点として活用されているもので、最近ではIT企業系の人やデザイナー、クリエイター、ノマドワーカーなどのワーキングスペースとしてニーズが高まっているようです。
この施設、自分がどこかに籠って集中的に仕事がしたい時はもちろんですが、毎年ゴールデンウィーク明けに幹部が集結して2日間行っている「幹部合宿」の会場として、どこか良い場所がないかな?と常々考えていたので、その候補としてもどうか、という視点で見に行きました。幹部の合宿なんて、もっと近い所や社内でやればいいんじゃないの?とも思いますが、社内や会社の近く、つまり日常の延長線上にある環境の中でやっていると、どうしても日常の繰り返し仕事や目先のことが頭の中から離れず、意識しなくても全ての思考が近視眼的になってしまいます。ましてや携帯やSNSなどでいつでも呼び出される時代、強制的にでも非日常的な環境をつくらないと、本当の意味で前向きな議論や、全体最適にフォーカスした話し合いが出来ないと、私は自身の経験から実感しています。
そんなことを踏まえて見に行ったこの施設、結論的には、かなり良かったです!一通りの会議などを行う施設はもちろんありますが、特に良かったのは、コワーキングスペースの隣にある宿泊棟「森のオフィスLiving」です。この施設は貸切にすることが出来るので、外部との接触や雑音を遮断して、関係者だけで会議をしたり宿泊出来るとのことでした。残念ながら、その後コロナウイルス感染拡大の影響がさらに深刻化しており、例年通りの幹部合宿さえ開催が難しくなって来ているので、この八ヶ岳山麓での合宿は今年は実現出来そうにありませんが、近い将来、この素晴らしい環境の中で、大好きな幹部の皆さんと寝食を共にしながら、心ゆくまで会社の将来について考え、大いに意見を交わしたいな、そんな夢を抱かせてくれる、素晴らしい空間でした。