町の小さなDVDレンタルショップからスタートし、今では全世界190ヶ国に2億人の会員を抱えるネットフリックス社。その急成長の秘密に迫る書籍「NO RULES」が昨年秋に発刊され、ベストセラーになっています。
私はまだ読んでいないのですが、その中で同社の「自由と責任」の文化について言及があるようです。自由と責任は、私も一つの理想としている企業文化であり、その原点は校則の一切なかった高校時代に遡ります。規則とは、その組織において「やってはならないこと」の事例集であり、元来が性悪説に基づいていますが、一人一人がその組織における自らの責任を自覚して行動していれば、規則や規制などは少なければ少ないほど良いはずです。自由であることは最も大事な価値観であると同時に、自由には常に責任が伴います。
細かい規則など設けなくとも機能する組織。理想論かもしれませんし、ネットフリック社とは事業内容も規模も全く違いますが、早いうちに読んで、その急成長の屋台骨となった企業文化について学びたいと思います。