先日、尊敬する経営者の先輩からのお奨めで、フィンランドに関する本を読みました。タイトルはずばり「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」。正直、こうしたテイストのタイトルには若干の胡散臭さも感じるため、あまり自分からは進んで手に取るタイプではないのですが、どうしてどうして予想を遥かに上回る面白い内容でした!確かにフィンランド愛に溢れた自画自賛的な要素もありますし、日本と比べてフィンランドが全てにおいて優っているとは全く思いませんが、国連発表の幸福度世界1位という事実や(日本は56位・・・)、1人当たりのGDP日本の1.25倍など数々のファクトに基づく内容には納得せざるを得ない部分も多々あり、日本も謙虚に学ばなければならないな〜と率直に感じました。
当社でも今期からは、いわゆる「1日単位でのフレックス制度」を採用しています。8時半〜17時半勤務というこれまでの決まりきった業務時間ではなく、7時に出社して16時過ぎには退社するなど、自身の業務内容や案件の進捗に合わせて自由にタイムスケジュールを組むスタッフが少しづつ増えています。フィンランド人でなくても、16時には仕事が終わるのです(笑)。嬉しいことです。これは一例ですが、多様な働き方がさらに広がっていくこれからの時代、働き方改革や環境整備の重要性は、ますます高まっていますね。
ちなみにこの本ですが、なんとビックリしたことに、著者の堀内都喜子さんは長野県中野市出身の須坂高校卒ということで、どうやら後輩なんです!いや〜驚きました〜。まさか同郷の後輩にこんなに活躍している方がいたなんて!そんな事もあって、なおさら親近感が湧いてしまうのですが(^^;
ところでフィンランド、綺麗な国ですね。やっぱり北欧はいいな〜。