今週は、理事を務めているNPO法人が主体となって立ち上がった新たなプロジェクトの第1回研究部会がありました。2019年12月6日に長野県より発表された「気候非常事態宣言 -2050ゼロカーボンへの決意- 」を踏まえ、長野県ゼロカーボン戦略(第四次長野県地球温暖化防止県民計画、第一次長野県脱炭素社会づくり行動計画)が策定され、まずは2021年度(令和3年度)~2030年度(令和12年度)までの10年間で、以下の取り組みが重点的に行われようとしています。
・既存技術で実現可能なゼロカーボンを徹底普及
・持続可能な脱炭素型ライフスタイルに着実に転換
・産業界のゼロカーボン社会への挑戦を徹底支援
・エネルギー自立地域づくりで地域内経済循環
このプロジェクトでは、夏に長野駅前でグリーン空間を設えて、サーモグラフィーによる温度測定を実施するなどの実証実験を行う他、秋にはエムウェーブを会場にしたイベントも計画されています。当社も、仕事をさせて頂く立場としても部会に関わりつつ、これからの事業経営で避けて通れないゼロカーボン社会の実現に向けて、出来ることを一つずつ始めていかねばならないと思います。