この度、芝浦工業大学のオンライン公開講座「未来を創造する ~令和時代の都市と建設~ 第3回建築・都市を取り巻くデジタル化の基礎知識」を受講しました。これから始めようとしている新事業の分野におけるDXの一環として、必須の知識であるとされている「BIM」について、その基礎を学べる講座ということでしたので、興味があって初めて受講してみました。BIMとは、Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)の略称で、コンピューター上に作成した3次元の建物のデジタルモデルに、コストや仕上げ、管理情報などの属性データも一緒に持たせる仕組となっており、建築の設計、施工から維持管理までのあらゆる工程で情報活用を行うためのソリューションとしてその活用が注目されているとのこと。元々スーパーゼネコンで工程管理などの業務をしていた教授による、現場経験に裏打ちされた説明とパワーポイントはとてもわかりやすく、90分という時間があっという間に過ぎてしまいました。それにしても、自宅に居ながらにして、zoomによる鮮明な画像とクリアな音声で、自分のような一般参加者が専門的な講座を受講できるのは本当に便利ですね!コロナ禍によるマイナスの影響は確かに多大ですが、一方でこうした技術の進化や、それに対応する我々の意識の変化など、物事には必ず陰と陽、プラスとマイナスがあるということを、改めて実感する機会にもなりました。