大河ドラマ「青天を衝け」も絶賛放送中、「近代日本経済の父」渋沢栄一翁のことをもっと知りたい!ということで、埼玉県深谷市(当時の武蔵国榛沢郡血洗島村)に行ってきました。JR深谷駅、尾高惇忠生家、旧渋沢邸「中の家」、大河ドラマ館、渋沢栄一記念館と回って、駆け足ではありましたが様々な展示や解説などを通じて色々と勉強することが出来ました。
それにしても、91年の生涯を通じて、幕末から昭和初期までの激動の時代に日本で最初の銀行や証券取引所を設立したのをはじめ、500社に及ぶ企業の設立に関わり、さらには約600もの社会公共事業に携わるなど、その功績はあまりにも偉大過ぎて、感覚的には正直全然ピンと来ませんね(^^;
2024年には新しい「一万円札の顔」となることも決まっている渋沢翁。現代を生きる我々も、今だからこそ日本経済の礎を築いた渋沢翁の教えを改めて見直す必要があるのだと思います。
これまた余談ですが、渋沢翁も好んで食べたという「煮ぼうと」をお昼に頂きました。いわゆる「ほうとう」なんですが、山梨で食べるほうとうと違ってこちらは醤油ベースで、鳥や地物の野菜が沢山入っていました。これがまた優しい味で、とても美味しかったのも印象的でした。ドラマの中でも、アメリカから来日したグラント将軍夫妻が「来日中に食べた中で一番美味しい!」と感動した料理として描かれていましたね。